社会人になり、
会社勤めが始まると飲み会に参加する機会も
多くなるでしょう。
同僚や気心の知れた仲間内での飲み会なら
気にすることもないとは思いますが、
上司や先輩との飲み会となるとビールの注ぎ方などの
マナーはとっても大事になってきます。
ビールの注ぎ方をまとめてみたので、
ぜひ参考にしてみてください。
ビールの注ぎ方！持ち方から注ぎ方まで
私自身、お酒はまったく飲めず
父もお酒を飲まない人なので、お酒の注ぎ方はまったく分りません。
結婚し、旦那はお酒を飲む人でしたが
ビールを缶のまま飲むのでお酌もした事がないんですよね。
まだ、結婚したばかりの頃
旦那の会社の社長に挨拶に行くことになったんです。
食事会も兼ねてお店に入り、
社長さんはお酒を飲んでいました。
そこで、旦那にお酒を注ぐように言われたんです。
しかし、私はお酒の注ぎ方が分からず
恥ずかしい思いをしてしまいました。
まだ若かったし、社員ではなかったので
「可愛いね」で社長さんは許してくれましたが
社会人となるとそうはいきません。
飲み会では定番のビールの注ぎ方を
しっかりとマスターしましょう。
・ビール瓶や缶の持ち方
片方の手で瓶(缶)の下側を持ち、もう一方の手で底を支えます。
その時、相手にビールの銘柄が分かるように
ラベルが見えるように持ちましょう。
・注ぐときの注意点
ビールは、ゆっくりと注ぐとこぼれてしまうので
ためらわずに一気に注ぎましょう。
口を付けて飲むので、
グラスに瓶や缶をつけてはいけません。
・ビールの注ぎ方
20～30cm位の高い位置から、徐々に勢いをつけて注ぎます。
泡が出ると躊躇してしまいますが、
気にしないでグラスのふちまで注ぎましょう。
泡との比率が、3対7になるまで待ちます。
ビールを注ぐときの会話の仕方。コミュニケーションのコツをつかもう
ビールを注ぐとき、
グラスが空になっているからと勝手に
注いでいませんか？
「まぁまぁ」なんて言いながら、
グラスが空になるとすぐに注ぐ人がいますが
それはダメですよ。
みんながビール好きとは限らず、
他のお酒に変えたい、もうこれで飲むのは終わりにしようなど
それぞれに考えがあります。
ビールを注ぐときは、
「ビールはいかがでしょうか？」
と確認を取ってから注ぎましょう。
ビールを注ぐタイミングというのもあり、
グラスが空になってからでは遅いです。
残りが3割程度になってから、注ぎます。
注いでいる途中でビールが無くなるのも、相手に対して失礼に
なってしまうので
ビールの残量にも気をつけて下さい。
残りが少なかったら、もう一本新しいのもそばに置いておくと
いいですよ。
上司や先輩なのかでも、
話しかけるときの言葉遣いは変わってきます。
上司なら、
「失礼します。ビールを注がせていただいてよろしいでしょうか？」
などのように、丁寧な言葉遣いで話しかけてください。
歓迎会などで始めて会う方には、
自分の自己紹介をちゃんとしましょう。
「まだまだ未熟で至らない点も多いと思いますが、
ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします」
などのようにやる気があるところを見せると
印象が変わってきますよ。
先輩に注ぐときは、
日頃お世話になっていることを感謝し
お礼の言葉を言いながら注ぎましょう。
普段からお礼は言っていると思いますが、
飲み会の席でもお礼の言葉を言うと印象が違います。
かわいい後輩だなと思われ、先輩も一生懸命
あなたのために仕事を教えてあげようと思うでしょう。
まとめ
ビールの注ぎ方をまとめてみたので、
ぜひ参考にしてみてください。
後輩にも、ちゃんと両手を使い注いでくださいね。
「ほら、遠慮しないで飲めよ」
なんて言いながら、次から次へと後輩へビールを注ぐのも
ダメですよ。
後輩でもちゃんと確認してから
ビールを注ぎます。
上司や先輩方はあなたの行動を見ているはず。
自分たちには丁寧だけど、後輩には横柄な態度をとるんだなと
印象が悪くなります。
なので、立場は関係なく丁寧に注ぐようにしてくださいね。
